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Tグループとは [Tグループ]

南山大学のHPによると。

「 Tグループとは、Training Groupの略であり、人間関係トレーニングの原点かつ源であるトレーニング方法です。具体的には、メンバー7~10人とスタッフ2人が1つのグループを組み、同じグループで1週間を過ごしていく中で生じる人間関係自体を題材にしながら、ともに学びともに成長することに取り組むトレーニングです。」

 16回以上のTセッション、グループでの対話のようなものがありました。スタッフはいますが、誰もリードはしないし、テーマもありません。

私が参加した聖マーガレット生涯研究所からその説明を抜粋しますと。

元々は、1947年にアメリカで開発されたものです。

目標は「民主主義に根ざした社会変革」と、それを支える「平等で公正なコミュニケーション能力(豊かな人間関係)の開発」 そして、民主的な社会を構成する個人すなわち、「自律した個人の成長」を

 ねらいと成果は

  ① 自己のあり方への気づきと成長。
   (自分や他者の受容・違いや個性を認める・Only Oneの自分を獲得する)
  ② コミュニケーション能力の向上。
   (対等な人間としての関わり方)
  ③ プロセス(「いま、ここ」に起こっていること)を観察し、理解する能力の開発。

  ④ グループのプロセスに的確に介入する(関わる)能力の開発。

  ⑤ ラボラトリー方式による体験学習法の習得。

 


 

 


Tグループに参加 [Tグループ]

7月29日から8月3日 5泊6日の研修に参加してきました。

Tグループトレーニング、簡単に言えば人間関係トレーニングです。様々な人間関係、自己啓発に関するセミナーや、ワークショップがありますが、その源流にあたるものです。

泊りがけで集中的にすることは、時間的にも拘束される割合が高いので、心身的にも疲れます。それでも参加してよかったいうのが正直な実感です。

人は人の間で人間になる。自分というものが形成されてきますが、一番見えないのが自分なんだというのも感じました。あまりにも身体にしみこみすぎ、刻まれていて分からなくなっている部分。

まさに「汝自身を知れ」だと感じました。自分の外側に起きた出来事に、無意識に、そして自動的に反応している自分の姿。そこには大きな特徴がある感じです。

自分が人に隠している部分もあるし、気づいていない部分もある。

心理学的には防衛機制というらしいですが、自分を守ろうとして設けたものが働いているとのことです。成長段階の幼子を、そのこが耐えられないような悲しみや孤独から守ってくれていたのだと思います。

でも、もういらなくなったものや、そんなに過度に守らなくてもというのもあるようです。

研修は、そんな見えない壁の存在に気づいていく過程でもありました。

そんな壁の中には、希望の灯り、いのちの輝きも微感じました。どんな姿であっても、自分はそのままで、大事な存在なんだ。

そして、人が好きなんだ。そのままのあなたが好きなんだ。

そんな声を感じました。毎朝、ちょっとの時間、散歩しました。お花や、草花の名前は知らないのですが、沢山咲いていて、それが輝いて、目に飛び込んできました。

そんなお花や、草花のように自分自身や、他者の存在を感じた濃密なときを過ごせたことに、感謝です。


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