短い名文を読んで(傾聴コーチング) [ワーク・講座・勉強会・イベント]
今日はいつも以上に肩の力を抜いた講座になりました。
子供の音読テキストから近代文学の名文を元に、感想をわかちあいながら、
自分の気持ちの中に湧きおこる変化を楽しみました。
『放浪記』林芙美子
『伊豆の踊子』川端康成
放浪記
海が見えた。
海が見える。
五年振りに見る尾道の海はなつかしい。
汽車が尾道の海にさしかかると、
煤(すす)けた小さい町の屋根が
提灯(ちょうちん)のように拡がってくる。
赤い千光寺の塔が見える。
山は爽やかな若葉だ。
緑色の海の向こうにドックの赤い船が
帆柱(ほばしら)を空に突きさしている。
私は涙があふれていた。
子供の音読テキストから近代文学の名文を元に、感想をわかちあいながら、
自分の気持ちの中に湧きおこる変化を楽しみました。
『放浪記』林芙美子
『伊豆の踊子』川端康成
放浪記
海が見えた。
海が見える。
五年振りに見る尾道の海はなつかしい。
汽車が尾道の海にさしかかると、
煤(すす)けた小さい町の屋根が
提灯(ちょうちん)のように拡がってくる。
赤い千光寺の塔が見える。
山は爽やかな若葉だ。
緑色の海の向こうにドックの赤い船が
帆柱(ほばしら)を空に突きさしている。
私は涙があふれていた。
2012-11-08 18:02
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