自分の良さを認めること [聞くこと]
「汝自身を知る」、「自分の姿」を知る 【良い面】
自分の良さを認めることは、
自慢することではありません。自分を甘やかすことではありません。
自分の良いところが「しっかり」分かっていれば、人を羨むことはないのです。
自分のなかにあるものを、よりよいものとして、「育ていくこと」が大切です。
自分の深いところにある核となっているものを
信頼して大事にしてゆくことです。(鈴木秀子先生のことば)
本当にそうだなぁと思います。そして今までは逆のようなことを思っていたり、やっていた自分の姿に気づきます。
羨む気持ちまではいかないですが、「あれができたらなぁ。」「もう少し頭がよかったらなぁ」「もっと運動神経があったらなぁ」「もっと人前で自分の考えをしっかり話せたらなぁ」「もう少し男らしかったらなぁ」「もう少し人の役にも立てる自分でいたいなぁ」・・・と現在の自分に駄目だしばかり
そして、段々、歳を重ねるに従って、「自分はこんなもんだなぁ」というどこか諦めにもにた、それほど気にしなくなってきて・・・(^^)ニコ
でも、少しは頑張ってみようとか・・・そんな風に感じてみましたが、
持って生まれた、自分だけの良さ、に気付いて、育ていくことが、一度限りの人生を大事にするということだと感じました。自分にないものを求めてばかりで、求めて得られずいつまでも苦しむ自分の姿をみました。出来ないものが出来るようになっていくところにも喜びがありますが、やっても思った程度には出来ない自分も素直に認め、赦してゆけるようになっていくのも大事なことだと思います。
出来る出来ないという「事」も、今世の中にある土俵なだけです。お猿さんは木登りが得意。クジラさんは深海にもぐるのが得意。太陽は暖かくするのが得意。北風は冷たい風を送るのが得意。お猿がクジラに「木」に登れといったら笑ってしまいまいますが、同じ顔、形をした人間も、このお猿とクジラのように違うと私は思います。自分が走るのが得意だから、遺伝で、自分の子供も早いと思い、走るのが得意と信じてしまい、子供に強要し、我慢している子供は辛くて仕方ないと思います。
それほどに、「自分の良さ」を知ることは大事だと思います。人には人の良さがある。
小さな森の泉でも、「自分の良さ」を知るお手伝いをしています。教えるという立場は取りません。一緒にリラックスした中で、遊ぶような感覚で、いつのまにか、自分の姿に気づいていきます。
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